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タケノアブラムシ
学名:Melanaphis bambusae

無翅型(2009.7.4)
Data
和名 タケノアブラムシ
 別名:タケアブラムシ,ササブチアブラムシ
体長 約0.9mm
分布 北海道,本州,四国,九州,沖縄島
出現期 6〜11月
一次寄主:ウシコロシ,カマツカ
二次寄主:アズマネザサ
 周年アズマネザサで過ごす系統もある。
解説 タケ類に集まる小型アブラムシ。
丸っこい体形をしており、体色は暗緑色。
ロウ質白粉で覆われているが、覆われない部分がある為、特有の模様をしている。
角状管は黒色で短い。
 
国内に生息するMelanaphis属は以下の11種。
和名/学名 分布
タケノアブラムシ
Melanaphis bambusae
北海道,本州,四国,九州,沖縄島
ヤマトススキアブラムシ
Melanaphis jamatonica
本州,市国
ヒエノアブラムシ
Melanaphis sorghi
本州,九州,沖縄島
ススキアブラムシ
Melanaphis japonica
本州
ダイセンススキアブラムシ
Melanaphis daisenensis
本州
ススキアカアブラムシ
Melanaphis montana
本州,四国,沖縄島
ナシコフキアブラムシ
Melanaphis siphonella
本州
ソウリンススキアブラムシ
Melanaphis sorini
本州
タテヤマススキアブラムシ
Melanaphis tateyamaensis
本州
ヤスマツススキアブラムシ
Melanaphis yasumatsui
本州
タイワンススキアブラムシ
Melanaphis formosana
本州,他不明
 
写真は7月4日にアズマネザサで見つけた無翅型を撮影したもの。翌年の7月10日に同じ場所を探してみると有翅型も見つけることができた。コロニーはアミメアリを伴っていた。
11月20日には、一次寄主のカマツカに本種が見られた。有性世代と思われ、無翅型は特有の斑紋が見られなかった。有翅型は単性世代と似ているとされている。
関連リンク  アブラムシ特集
PHOTO

アズマネザサ上の有翅型@
(2010.7.10)

アズマネザサ上の有翅型A
(2010.7.10)

有翅型とアミメアリ
(2010.7.10)

カマツカ上の有翅型@
(2010.11.20)

カマツカ上の有翅型A
(2010.11.20)

カマツカ上の有翅型と無翅型
(2010.11.20)

アズマネザサ上の無翅型@
(2010.7.10)

アズマネザサ上の無翅型A
(2010.7.10)

ヒラタアブ類の幼虫の襲撃を受ける本種のコロニー
(2010.7.10)

アズマネザサ上のコロニー@
アミメアリを伴っている。
(2010.7.10)

アズマネザサ上のコロニーA
(2009.7.4)

本種がいたアズマネザサ
(2009.7.4)

カマツカ上のコロニー
(2010.11.20)

本種がいたカマツカ
(2010.11.20)
 
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