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タイワンススキアブラムシ | |
学名:Melanaphis formosana | |
ススキ上の無翅型(2010.10.23) |
Data | |
和名 | タイワンススキアブラムシ |
体長 | 約2mm |
分布 | 本州,他不明 |
出現期 | 8〜10月 |
餌 | ススキ |
解説 |
ススキに集まるアブラムシの一種。 体型は卵円形で横幅がある。 体色は暗褐色か暗紫褐色でわずかにロウ質白粉を纏う。 成虫の腹部背面は中央部がキチン化し暗色になる。 角状管はやや短く、長さは基部の約2倍。尾片は角状管よりやや長い。 ススキに集まる近似種としては、ヒエノアブラムシ(Melanaphis sacchari),ススキアブラムシ(Melanaphis japonica),ヤマトススキアブラムシ(Melanaphis jamatonica)がいるが、角状管の長さや体型、体色の特徴などで同定できる。 また、ヤマトススキアブラムシについては不詳だが、アブラムシ入門図鑑(全国農村教育協会)にススキアブラムシ属の解説にテキストで掲載しているのみであり、学名もM. jamatonicaとなっているが、ジャマトニカとなってしまうのでM. yamatonicaではないかと疑問もある。 |
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PHOTO | |
ススキ上の無翅型 (2010.10.23) |
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