ホーム > サソリモドキ目
サソリモドキ目
 

サソリモドキ目には世界に2科約99種、国内には2種が生息しています。
クモサソリに近い種で、太古の昔から進化せずにそのままの姿で生き延びてきた非常に興味深い生き物であり、生きた化石とも言われています。
その名の通り、サソリのような姿をしていますが、毒針がなく、細長い鞭のような尾と第一脚を持っています。その尾から強烈な酢の臭いを出して身を守ります。この習性から英名でVinegaroon(酢(Vinegar)を出すものの意)と呼ばれています。鞭のような尾や第一脚を持ったサソリからWhip-scorpionsとも呼ばれています。
日本にはアマミサソリモドキTypopeltis stimponii)とタイワンサソリモドキTypopeltis crucifer)の2種のみ生息していますが、体形がやや異なる程度の違いしかありません。

※ このページ内の分布情報は代表的な島々以外を省いています。詳細な情報は各種リンク先ページをご覧ください。

サソリモドキ科

和名

アマミサソリモドキ

学名

Typopeltis stimponii

分布

九州(南部),南西諸島

和名

タイワンサソリモドキ

学名

Typopeltis crucifer

分布

意平屋島〜八重山諸島

和名

テキサス・ジャイアント・ビネガロン

学名

Mastigoproctus giganteus

分布

北アメリカ

参考文献