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ヒメアカボシテントウ
学名:Chilocorus renipustulatus

ヒメアカボシテントウ(2009.2.21)
Data
和名 ヒメアカボシテントウ
 別名:ヒメアカホシテントウ
体長 3.5〜5mm
分布 北海道,本州,佐渡島,伊豆諸島(八丈島),冠島,隠岐,淡路島,四国,九州,対馬,志賀島,藍島,相島,五島列島,天草諸島,下甑島,種子島,奄美大島,西表島,与那国島
出現期 4〜11月
クワシロカイガラムシ,ルビーロウムシなど
 幼虫も同様。
解説 小型のテントウムシ。
黒に赤い斑が2つあり、ナミテントウの二紋型に似るが、本種は2分の1ほどの大きさなので容易に判別できる。
害虫のヘリグロテントウノミハムシには模様・大きさ共に似ているが、本種では赤い斑が小さく、ヘリグロテントウノニハムシでは大きいのと、ジャンプしない等で判別できる。
害虫とされるカイガラムシを食べるため、有力な益虫とされる。
 
国内に生息するChilocorus属は以下の7種。
和名/学名 分布
ヒメアカホシテントウ
Chilocorus renipustulatus
北海道,本州,佐渡島,伊豆諸島(八丈島),冠島,隠岐,淡路島,四国,九州,対馬,志賀島,藍島,相島,五島列島,天草諸島,下甑島,種子島,奄美大島,西表島,与那国島
アカホシテントウ
Chilocorus rubidus
北海道,本州,淡路島,隠岐,四国,九州
アマミアカホシテントウ
Chilocorus amamensis
喜界島,奄美大島,徳之島,沖永良部島,沖縄島,伊平屋島,伊是名島,久米島
チュウジョウテントウ
Chilocorus chujoi
沖縄島,北大東島,南大東島,石垣島
エサキアカホシテントウ
Chilocorus esakii
九州
イシガキアカホシテントウ
Chilocorus ishigakensis
宮古島,池間島,石垣島,西表島
タカラアカホシテントウ
Chilocorus takara
トカラ列島(中之島,宝島)
 
写真は2月21日に木に止まっていた本種を撮影したもの。下の写真は11月にコナラの葉にいた本種を撮影したもの。コナラの木には複数の本種の他にナミテントウの成虫や多数の幼虫も確認できた。
PHOTO

コナラの葉の裏にいた本種
(2005.11.12)

ナミテントウと本種
模様は似ているが、大きさは歴然である。
(2005.11.12)
 
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