ボルネオ・ロングクロー・フォレスト・スコーピオン | |
学名:Heterometrus longimanus borneensis | |
ボルネオ・ロングクロー・フォレスト・スコーピオン(2007.9.30) |
Data | |
和名 | ボルネオ・ロングクロー・フォレスト・スコーピオン |
体長 | 約130mm |
分布 | ボルネオ |
餌 | 虫,小動物 |
解説 |
東南アジアに分布するロングクロー・フォレスト・スコーピオンのボルネオ亜種。 ジメジメした熱帯雨林に生息している。 大型で鋏が長く発達している。特に♂ではより大きく発達する。 体色は青味を帯びた黒色で、艶がある。 気が荒く、素手で触れたりすると強力な鋏で挟まれた上、毒針で刺されてしまうので注意が必要。 ロングクロー・フォレストの仲間はインドネシアとフィリピンに広く生息している。 |
飼育メモ |
2007年9月30日 ペポニより入荷したばかりの本種♀1匹を購入した。 多湿を好むので、大プラケースでタイワンサソリモドキ(Typopeltis crucifer)と似たようなセットにした。 ケースに入れるとすぐに水入れを見つけて吸水していた。やはり乾燥には非常に弱いようだ。 昨日、タイワンサソリモドキのケースから出てきたミルワーム(キマワリ(Plesiophthalmus nigrocyaneus)の幼虫?)を採取して何も無いケースに入れておいた為、乾燥死していたが、ピンセットで与えるとすぐに食べた。アゴも左右でそれぞれ鋏状になっており、バリバリと豪快に食べていた。 腹部はかなりスマートだったが、交接済みであれば今後が楽しみだ。 購入初日は、飢えていたのか目の前でも積極的に食べたり飲んだりしていたが、翌日から餌を与えても目の前ではまったく反応せず、放置しておくといつの間にか食べているという感じだった。 |
関連リンク | サソリの魅力 |
PHOTO | |
♀@ (2007.10.14) |
♀A (2007.10.14) |
ミルワームを食べる♀ このミルワームは恐らくキマワリの幼虫と思われる。 (2007.9.30) |
吸水する♀ (2007.9.30) |