ニホンキマワリ | |
学名:Plesiophthalmus nigrocyaneus nigrocyaneus | |
![]() 夜間、サクラにいた本種(2015.6.7) |
Data | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ニホンキマワリ 別名:キマワリ,キュウシュウキマワリ |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
体長 | 16〜20mm | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
分布 | 国後島,北海道,奥尻島,本州,佐渡島,伊豆諸島(伊豆大島),四国,九州,壱岐,五島列島,対馬,男女群島,下甑島 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出現期 | 4〜9月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
餌 | 枯れ木やキノコ 幼虫は朽木を食べる。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
解説 |
朽木や木の洞によく見られるゴミムシダマシ科キマワリ亜科の代表種。 サトユミアシオオゴミムシダマシ(Promethis valgipes)などにもやや似るが、上翅は光沢が強く、明確な筋模様がある。 キマワリの仲間では最も普通に見られ、立ち枯れや木の洞の中などでよく見つかる。 中国地方西部から九州、対馬の個体は皺が少なく金属光沢が強い傾向があり、九州亜種(aeneus)とされることもあるが変異が連続的なため亜種分けは不適切とされている。 本種は国内に広く分布しており、特徴により4亜種に分けられている。
鹿児島県での写真は7月4日に路上を歩いていた本種を撮影したもので何やら綺麗な甲虫が歩いていると思いきや、よく見るとなんとあのキマワリだった。 対馬では昼夜を問わず雑木林内でもっともよく見かける昆虫だった。 |