ブッダノコギリクワガタ

ブッダノコギリクワガタ
学名：Prosopocoilus buddha buddha
ブッダノコギリクワガタの♂５０ｍｍ（タイ産/ＷＦ１）

Data

和名

ブッダノコギリクワガタ
別名：ユミツノノコギリクワガタ

体長

♂：２１.８～４９.１ｍｍ
♀：２０.７～２６.４ｍｍ

分布

インド北東部，バングラデシュ，ミャンマー北部

寿命

約３ヶ月

飼育

　産卵
材産み。マットに産むかは不明。
　幼虫
マット飼育が最適と思われる。菌糸ビン飼育は不明。
　成虫飼育
産卵させるのはそれほど難しくないと思われるが、♂による♀殺しも起きそうなので、ペアリングしたら♀単独で産卵させるほうがよい。

飼育難易度

簡単 ★★☆☆☆ 困難

解説

なぜか左右非対称の大アゴが多く見られる変わったノコギリクワガタ。
左右対称のものもあるが、特に大型になるとその違いが顕著になる。
亜種によって大アゴの形状に変異がみられる。

ノコギリクワガタ属（Prosopocoilus）の本種は以下の１１亜種に分けられている。

亜種区分/学名	分布
基亜種 Prosopocoilus buddha buddha	インド北東部，バングラデシュ，ミャンマー北部
インドシナ南部亜種 Prosopocoilus buddha approximatus	中国南東部，ベトナム北部，ラオス
インドシナ北部亜種 Prosopocoilus buddha thibeticus	中国南中部（雲南省南東部），ラオス北部，ベトナム北部
スマトラ亜種 Prosopocoilus buddha erberi	ミャンマー南部，ベトナム南部，マレー半島，スマトラ，シムルエ島
ジャワ亜種 Prosopocoilus buddha javanensis	ジャワ，バリ島
ボルネオ亜種 Prosopocoilus buddha annae	ボルネオ
スラウェシ亜種 Prosopocoilus buddha patricius	スラウェシ，カバエナ島
フィリピン北部亜種 Prosopocoilus buddha cavifrons	フィリピン（ルソン島，ミンドロ島，マリンドック島，パナイ島，ネグロス島）
フィリピン南部亜種 Prosopocoilus buddha ebeninus	フィリピン（ミンダナオ島）
バブヤン亜種 Prosopocoilus buddha babuyanensis	フィリピン（バブヤン諸島カミグイン島）
パラワン亜種 Prosopocoilus buddha palawanicus	フィリピン（パラワン島）

関連リンク

　ブッダノコギリクワガタ飼育記
　ブッダノコギリクワガタ写真集

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♂５０ｍｍ①（タイ産/ＷＦ１）図鑑に載っているような左右非対称の大アゴではなかった。大アゴは細長く繊細。	♂５０ｍｍ②（タイ産/ＷＦ１）大型になると左右非対称になるらしい。
♀２４ｍｍ（タイ産/ＷＦ１）体形は丸っこくなく、ノコらしくない。どちらかというとアカアシクワガタの♀に似ている。

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♂５０ｍｍ①（タイ産/ＷＦ１）図鑑に載っているような左右非対称の大アゴではなかった。大アゴは細長く繊細。	♂５０ｍｍ②（タイ産/ＷＦ１）大型になると左右非対称になるらしい。
♀２４ｍｍ（タイ産/ＷＦ１）体形は丸っこくなく、ノコらしくない。どちらかというとアカアシクワガタの♀に似ている。