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サビキコリ
学名:Agrypnus binodulus binodulus

イノコヅチ上の本種(2021.8.20)
Data
和名 サビキコリ
体長 約16mm
分布 北海道,焼尻島,天売島,奥尻島,大島(渡島),本州,飛島,粟島,佐渡島,伊豆諸島(大島,新島,式根島,神津島,三宅島,八丈島,青島),淡路島,隠岐,四国,小豆島,直島,沖ノ島,九州,対馬,壱岐,五島列島,上甑島,下甑島,種子島,屋久島,薩摩黒島,口永良部島,与那国島
出現期 4〜10月
樹液や虫など
 幼虫は土壌中で虫などを食べる。
解説 錆びたような色と質感のコメツキムシ。
体表は褐色や白色の鱗毛で覆われており艶消し状、錆び付いたような色をしている。
前胸背板には1対の小突起がある。
 
国内に生息する本種は以下の2亜種に分けられている。
和名/学名 分布
サビキコリ
Agrypnus binodulus binodulus
北海道,焼尻島,天売島,奥尻島,大島(渡島),本州,飛島,粟島,佐渡島,伊豆諸島(大島,新島,式根島,神津島,三宅島,八丈島,青島),淡路島,隠岐,四国,小豆島,直島,沖ノ島,九州,対馬,壱岐,五島列島,上甑島,下甑島,種子島,屋久島,薩摩黒島,口永良部島,与那国島
サビキコリ(対馬亜種)
Agrypnus binodulus coreanus
対馬
 
トップの写真は8月20日に小川沿いに生えるイノコヅチの葉上にいた本種を撮影したもの。
ライトトラップの写真は8月15日の夜、近くの森林内で撮影したもので、複数の個体が飛来し交尾も観察することができた。個体差かもしれないが交尾後、♂の背面を確認したところ♀よりずっと白っぽかった。
PHOTO

イノコヅチ上の本種@
(2021.8.20)

イノコヅチ上の本種A
(2021.8.20)

ライトトラップに飛来した本種
(2015.8.15)

交尾@
(2015.8.15)

交尾A
(2015.8.15)

草むらにいた個体
(2006.5.28)
 
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