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オキナワコカブトムシ
学名:Eophileurus chinensis okinawanus

オキナワコカブトムシ(2007.7.17 石垣島)
Data
和名 オキナワコカブトムシ
体長 18〜24mm
分布 沖縄諸島,八重山諸島
出現期 4〜10月
虫や生物の死骸を食べる肉食性
 幼虫は腐食の進んだ朽木を食べる
解説 沖縄諸島以南に生息するコカブトムシの亜種。
普段は朽木内に棲息している。
角が発達しない小さなカブトムシで、樹液には集まらず死肉を食べるなどカブトムシとは思えない習性をしている。
基亜種と本亜種との相違点は、本亜種の前胸部が基亜種ほど窪まないことである。
 
日本に生息するEophileurus属の仲間は以下の3亜種。
亜種名/学名 分布
コカブトムシ
Eophileurus c. chinensis
北海道,本州,飛島,佐渡島,隠岐諸島(島後,西ノ島),伊豆諸島,四国,九州,壱岐,対馬,屋久島,トカラ列島(口之島,中之島,平島)
(アマミコカブトムシ)
Eophileurus c. irregularis
奄美大島
(オキナワコカブトムシ)
Eophileurus c. okinawanus
沖縄諸島,八重山諸島
撮影メモ 2007年7月に石垣島旅行で撮影。林内の湿地帯付近の木道に止まっていた本種を発見した。非常に弱っていてほとんど歩けないほど弱っていた。傷は見られなかったので寿命と思われる。
 
17種目 18種目 19種目
PHOTO


前胸部がまったく窪んでいないので♀と思われる。
(2007.7.17 石垣島)

腹面
(2007.7.17 石垣島)
 
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