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クロヒメクビボソジョウカイ
学名:Asiopodabrus malthinoides malthinoides

交尾(2010.4.3)
Data
和名 クロヒメクビボソジョウカイ
 別名:クロニンフジョウカイ
体長 5〜7mm
分布 本州(関東以西),伊豆諸島(大島),淡路島,隠岐
出現期 4〜6月
小さい虫
解説 クビボソジョウカイの一種。
黒色で、上翅には灰白色の微毛が生えている。
♂では前胸背板両側は黄白色で縁取られる。
ミヤマクビボソジョウカイの黒色部が広い個体に似るが、前胸背板の形状が異なり本種は縦長であることで区別できる。
 
国内に生息する本種は以下の2亜種に分けられている。
亜種区分/学名 分布
基亜種
Asiopodabrus m. malthinoides
本州(関東以西),伊豆諸島(大島),淡路島,隠岐
四国九州亜種
Asiopodabrus m. takizawai
四国,九州
 
トップの写真は4月3日にアカマツ上で交尾していた個体を撮影したもの。去年は外灯に飛来した♀を撮影していたのだが、♀では図鑑に掲載されているような模様がない為、同定できていなかった。
♂の写真は4月11日に近所の林道でスダジイをビーティングして得られたもの。体長は5.5mmの個体だった。
PHOTO

ビーティングで得られた♂@
スダジイにいた。
(2020.4.11)

ビーティングで得られた♂A
(2020.4.11)

外灯に飛来した♀
(2009.4.26)

ビーティングで得られた♀@
(2021.3.27)

ビーティングで得られた♀A
(2021.3.27)

アカマツ上での交尾@
(2010.4.3)

アカマツ上での交尾A
(2010.4.3)
ミヤマクビボソジョウカイとの相違点

本種の前胸背板
縦長。
(2020.4.11)

ミヤマクビボソジョウカイの前胸背板
縦横がほぼ同じ長さ。
(2016.4.10)
 
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