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ジョウカイボン
学名:Lycocerus suturellus suturellus

ジョウカイボン(2010.5.2)
Data
和名 ジョウカイボン
体長 約15mm
分布 北海道,国後島,礼文島,利尻島,奥尻島,本州,粟島,佐渡島,隠岐
出現期 4〜8月
小さい虫や花の蜜
解説 ジョウカイボン科の代表種。
上翅は黄褐色〜淡褐色で会合部から先端付近が黒くなる個体も見られる。
前胸背板は黒色で縁は黄褐色。一見カミキリムシのような姿をしている。
樹葉上や花に見られる。
 
国内に生息する本種は以下の3亜種に分けられている。
亜種区分/学名 分布
基亜種
Lycocerus s. suturellus
北海道,国後島,礼文島,利尻島,奥尻島,本州,粟島,佐渡島,隠岐
伊豆亜種
Lycocerus s. izuensis
本州(伊豆半島)
西日本亜種
Lycocerus s. luteipennis
本州,四国,九州,対馬,五島列島,天草諸島,屋久島
 
写真は5月2日にニワトコ上に止まっていた本種を撮影したもの。あまりに普通種だと返って写真を撮る気も失せるが、忙しい本種が珍しく葉の上でピタリと止まっていたので古い写真の差し替えも兼ねて数年ぶりに撮影した。新潟県では水田の畔で黒色部の多い変異個体を見ることができた。
PHOTO

クローバー上の本種@
(2018.5.1 新潟県)

クローバー上の本種A
(2018.5.1 新潟県)

葉上の本種
(2018.5.1 新潟県)

ニワトコ上の本種
(2010.5.2)
 
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