ホーム > コウチュウ目 > ヒメドロムシ科 > ヒメドロムシ亜科
 
アカモンミゾドロムシ
学名:Ordobrevia maculata

アカモンミゾドロムシ(2009.4.30 静岡県)
Data
和名 アカモンミゾドロムシ
体長 1.8〜2.2mm
分布 北海道,本州,四国,九州,屋久島
出現期 一年中
藻類や腐植質など
解説 大変小さな水生の甲虫であるヒメドロムシの一種。
上翅は光沢がなく、ゴツゴツしており、橙赤色の紋は、前方と後方で発達するが大きさは個体差がある。
 
ヒメドロムシ科の仲間は河川の石の裏や流木などに止まっており、プラストロン呼吸を行う。夜間には灯火に飛来するものも多い。
 
日本に生息するミゾドロムシ属(Ordobrevia)の仲間は以下の4種(1亜種)。
和名/学名 分布
キスジミゾドロムシ
Paralichas pectinatus
北海道,本州,四国,九州,種子島
アマミミゾドロムシ
Paralichas higoniae higoniae
奄美大島
アマミミゾドロムシ(沖縄亜種)
Paralichas higoniae gyotokui
沖縄島,伊平屋島
アカモンミゾドロムシ
Ordobrevia maculata
北海道,本州,四国,九州,屋久島
ゴトウミゾドロムシ
Ordobrevia gotoi
北海道,本州,四国,九州,対馬,種子島,屋久島
 
写真は4月30日に静岡県の山地の谷川にいた個体を撮影したもの。数匹採集したが、いずれも本種だった。
PHOTO

水中の本種
(2009.4.30 静岡県)

指の上の本種
指紋と比較すると本種の小ささがよく分かる。
(2009.4.30 静岡県)
 
先頭ページへ