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マダラアラゲサルハムシ
学名:Demotina fasciculata

ビーティングで得られた個体(2020.9.19)
Data
和名 マダラアラゲサルハムシ
 別名:マダラカサハラハムシ
体長 3.3〜4.2mm
分布 本州,伊豆諸島(大島,新島,三宅島,八丈島),淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,対馬,五島列島,上甑島,下甑島,屋久島
出現期 5〜10月
ナラ類(クヌギ,コナラ,カシワなど),カシ類,ツバキ科(チャノキ,ツバキ)の葉
 幼虫も同様。
解説 カサハラハムシの一種。
全身褐色で光沢がなく、上翅の基部から斜めに伸びる1対の白色斑がある。
茶の害虫として知られている。
 
国内に生息するカサハラハムシ属(Demotina)は以下の14種。
和名/学名 分布
コアラゲサルハムシ
Demotina aurosquama
伊豆諸島(八丈島),奄美大島
マダラアラゲサルハムシ
Demotina fasciculata
本州,伊豆諸島(大島,新島,三宅島,八丈島),淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,対馬,五島列島,上甑島,下甑島,屋久島
カサハラハムシ
Demotina modesta
本州,伊豆諸島(三宅島,御蔵島,八丈島),淡路島,四国,小豆島,九州,対馬,下甑島,種子島,屋久島,奄美大島,与論島,請島,徳之島,沖縄島,石垣島,西表島,与那国島
フタモンアラゲサルハムシ
Demotina bipunctata
本州,四国,九州,対馬,屋久島
チビカサハラハムシ
Demotina decorata
本州,淡路島,四国,九州,対馬,屋久島
ヤクカサハラハムシ
Demotina elegans
本州,伊豆諸島(三宅島,八丈島),九州,下甑島,屋久島,奄美大島,加計呂麻島,徳之島,沖縄島,石垣島,西表島
クロオビカサハラハムシ
Demotina fasciata
本州,伊豆諸島(八丈島),淡路島,四国,小豆島,九州,壱岐,対馬,上甑島,屋久島
イマサカアラゲサルハムシ
Demotina imasakai
九州,屋久島
オオアラゲサルハムシ
Demotina major
トカラ列島,奄美大島,沖縄島
ササカワアラゲサルハムシ
Demotina sasakawai
トカラ列島(中之島),奄美大島,沖縄島
クシバアラゲサルハムシ
Demotina serriventris
九州,屋久島,奄美大島,上甑島,与論島,請島,徳之島,沖縄島,石垣島,西表島
アラゲサルハムシ
Demotina squamosa
本州,伊豆諸島(八丈島),四国,九州,対馬,五島列島,下甑島
コブアラゲサルハムシ
Demotina tuberosa
本州,四国,九州,対馬
ヒメアラゲサルハムシ
Demotina vernalis
本州
 
トップの写真は9月19日に近所の林道でコナラをビーティングして得られた本種を撮影したもの。個体数は多くよく見かける。
PHOTO

ビーティングで得られた個体
(2020.9.19)

ライトトラップに飛来した個体
近所の林内で撮影。
(2016.5.5)

ササ上で休む本種
近所の林道で撮影。
(2018.5.5)
 
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