クロゴモクムシ | |
学名:Harpalus pastor niigatanus | |
![]() クヌギにいた個体(2021.9.27 静岡県産) |
Data | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | クロゴモクムシ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
体長 | 9.5〜14.5mm | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
分布 | 北海道,利尻島,奥尻島,本州,伊豆諸島(新島),隠岐,四国,九州,対馬,種子島,屋久島 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出現期 | 6〜10月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
餌 | 小型昆虫等 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
解説 |
ゴモクムシの一種。 体色は黒色。触角や脚は黄赤褐色。前胸背後角は僅かに外側に角張る。 上翅は無毛で、側縁及び端縁にある微細な孔点からのみ毛を生やす。 同属のウスアカクロゴモクムシとコゴモクムシに似るが、ウスアカクロゴモクムシとは前胸背の側縁は中央から基部にかけて顕著に狭まること、コゴモクムシとは本種の前胸背は比較的幅広いこと、前胸背後角の外側への角張りはコゴモクムシほど顕著でないなどの違いがある。
|
PHOTO | |
![]() クヌギにいた個体@ (2021.9.27 静岡県産) |
![]() クヌギにいた個体A (2021.9.27 静岡県産) |
近似種との相違点 | |
![]() 本種の前胸背板 側縁中央付近から基部にかけて顕著に狭まる。 後角が僅かに外側に角ばる。 (2021.9.27 静岡県産) |
![]() ウスアカクロゴモクムシの前胸背板 側縁は幅広く、中央付近から基部にかけて僅かに狭まる。 後角は角ばらない。 (2021.9.12) |