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シロヘリキリガ
学名:Orthosia limbata limbata

ライトトラップに飛来した本種(2017.3.18)
Data
和名 シロヘリキリガ
開張 34〜39mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
出現期 3〜5月
花の蜜など
 幼虫はバラ科(リンゴ,サクラ類),ブナ科(クヌギ,コナラ,アラカシ)の葉を食べる。
解説 春に出現するキリガの一種。
和名の通り、前翅の後縁が太く白色。
4月頃に出現するが数は多くないという。
幼虫は背面は黒色、側面はオレンジ色をしており、背面の正中線上は白色の縦線がある。更に規則的に黒色の円紋があり、中心から白い刺毛が生えている。
海外では台湾,朝鮮半島,中国,タイ,ネパール,インドに分布しており、インド及びネパール産とタイ産のみ別亜種。
 
写真は3月18日の夜、近所の林内に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。10年前に1度だけ自宅にも飛来している。幼虫の写真は近所の林道でのビーティングで得られたもの。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種@
(2017.3.18)

ライトトラップに飛来した本種A
(2017.3.18)

自宅の外灯に飛来した本種
(2007.3.20)

前から見た本種
(2007.3.20)

ビーティングで得られた幼虫
(2020.5.5)
 
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