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カバキリガ
学名:Orthosia evanida

ライトトラップに飛来した♀(2016.5.2 山梨県)
Data
和名 カバキリガ
開張 40〜45mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 3〜4月
 山地・寒地では5月
花の蜜など
 幼虫はブナ科(コナラ,クヌギ,アベマキ,カシワ),バラ科(サクラ類、リンゴ,スモモ)の葉を食べる。
解説 早春に出現するキリガの一種。
前翅の地色は淡褐色で大きめの環状紋と腎状紋があり、紋の間は濃褐色。
♂の触角は鋸歯状、♀では糸状。
海外では千島列島(国後島),サハリン南部,朝鮮半島,ロシア南東部に分布している。
 
トップの写真は5月2日の夜、山梨県の標高1,000m付近のコナラ主体の雑木林内に設置したライトトラップに飛来した♀を撮影したもの。♀の写真は林縁のツツジに触れたところ落ちてきたところを撮影したもの。
PHOTO

林縁のツツジから出てきた♂@
(2010.3.5)

林縁のツツジから出てきた♂A
(2010.3.5)

地面に止まる本種
一度止まると落ち葉に紛れて見つけにくい。
(2010.3.5)
 
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