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ミヤママダラウワバ | |
学名:Abrostola pacifica | |
ライトトラップに飛来した本種(2016.8.9 山梨県) |
Data | |
和名 | ミヤママダラウワバ |
開張 | ♂:30〜35mm ♀:35〜37mm |
分布 | 北海道,国後島,本州 |
出現期 | 4〜5,7〜9月 |
餌 | 花の蜜 幼虫の食草は不明。 |
解説 |
キンウワバ亜科のマダラウワバ族の一種。 前翅は黒褐色で内横線は黒色で弧を描き、内側沿いは赤褐色の縁取りがある。 前翅根元から胸部にかけては淡褐色。 腎状紋と外横線の間は比較的淡色。 亜外横線は白色で後縁沿いは明瞭だが、途中から細く不明瞭。 海外では朝鮮半島,ロシア南東部に分布している。 ・オオマダラウワバ(Abrostola major) @内横線 黒色ではっきりしており、内側沿いは赤褐色の縁取りがある。 ※エゾマダラウワバよりやや赤みが強い 前縁付近(R-stem)から後縁にかけて翅脈間の湾曲が弱い。 A亜外横線 後縁付近は明瞭だが途中から不明瞭。 B腎状紋と外横線の間も地色と同様に暗色。 C生息域 平地に多く、寒冷地では少ない。 ・エゾマダラウワバ(Abrostola ussuriensis) @内横線 黒色ではっきりしており、内側沿いは赤褐色の縁取りがある。 前縁付近(R-stem)から後縁にかけて翅脈間の湾曲が弱い。 A亜外横線 後縁付近は明瞭だが途中で途切れる。白斑が目立つ。 B腎状紋と外横線の間は淡色。 C生息域 寒冷地を好む。本州では山地性。 ・ミヤママダラウワバ(Abrostola pacifica) @内横線 黒色ではっきりしており、内側沿いは赤褐色の縁取りがある。 前縁付近(R-stem)から後縁にかけて翅脈間の湾曲が弱い。 A亜外横線 白色で波状、後縁付近は明瞭だが途中から細く不明瞭。 B腎状紋と外横線の間は淡色。 C生息域 寒冷地を好む。本州では山地性。 ・ウスグロマダラウワバ(Abrostola sugii) @内横線 全体的に暗く、赤褐色の縁取りも不明瞭。 前縁付近(R-stem)から後縁にかけて翅脈間の湾曲が強い。 A亜外横線 後縁付近は明瞭、前縁まで続いていることが多い。 B腎状紋と外横線の間は淡色。 C生息域 暖地を好む。 |
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ライトトラップに飛来した本種 (2016.8.9 山梨県) |