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イラクサマダラウワバ
学名:Abrostola trigemina

イラクサマダラウワバ(2006.9.10)
Data
和名 イラクサマダラウワバ
開張 ♂:29〜33mm
♀:約35mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島,徳之島
出現期 4〜5,7〜9月
花の蜜
 幼虫はイラクサ科(イラクサ,コアカソ,カンテンソウ,カラムシ)の葉を食べる。
解説 弧を描く明瞭な横線があるキンウワバの一種。
前翅の中央にやや不明瞭な円形の輪郭が3つある。
マダラウワバの仲間は外見から区別するのが困難な種が5種ほどいて、写真も本種と断言はできない。
同定の決め手になるか不明ではあるが、ネットの写真を見る限り、他種よりも胸部の毛が前方に強く伸びていることと、線模様の細さで本種と同定した。
同属のユミガタマダラウワバ(Abrostola abrostolina)は他種よりも小さい。
 
写真は9月10日に小さな沼のそばの崖に止まった本種を見つけ撮影したもの。
PHOTO

沼沿いの崖地で見つけた個体@
(2006.9.10)

沼沿いの崖地で見つけた個体A
(2006.9.10)

沼沿いの崖地で見つけた個体B
(2006.9.10)

沼沿いの崖地で見つけた個体C
(2006.9.10)

前から見た本種
(2006.9.10)
 
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