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ホソオビキマルハキバガ
学名:Acryptolechia malacobyrsa

交尾(2013.8.27)
Data
和名 ホソオビキマルハキバガ
開長 15〜20mm
分布 本州,九州,対馬,屋久島,石垣島,西表島
出現期 7〜8月
不明
 幼虫は枯れ葉・落ち葉を食べる。
解説 小さいマルハキバガの一種。
明るい黄土色に、2本の暗褐色の横帯が特徴的。
 
トップの写真は8月27日の夜、自宅の外灯に飛来し交尾をしている本種のペアを撮影したもの。どちらが雌雄か判断できないが、写真上部の個体は前翅の暗褐色の鱗粉が多く、横帯が不明瞭になっていた。
過去に、タイワンサソリモドキTypopeltis crucifer)の餌用にワラジムシPorecellio scaber)等を飼育していた落ち葉のあるケース内から発生し、ケース内にはピートモスと落ち葉、石くらいしかないので、本種の食草は落ち葉である可能性があると紹介していたが、後に出版された日本産蛾類標準図鑑により、実際に落ち葉であることが確認できた。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種
標高600m付近の雑木林で撮影。
(2012.7.22 静岡県)

交尾中の本種
(2013.8.27)

タイワンサソリモドキの飼育ケースから出現した個体
(2007.8.14)
 
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