ホーム > ワラジムシ目 > ワラジムシ科
 
ワラジムシ
学名:Porecellio scaber

ラクウショウの名札の下で越冬している個体(2007.1.7)
Data
和名 ワラジムシ
 別名:便所虫
体長 約12mm
分布 北海道,本州,四国(徳島県)
出現期 2〜11月
落ち葉など
解説 灰色をしたワラジムシ。
普段は落ち葉や石の下に見られるが、夜間は樹木や石垣などに上り、コケ類を食べることが多いようだ。
ややダンゴムシArmadillidium vulgare)に似ているが、本種は平べったく丸くなることができない。
本種もダンゴムシと同様に落ち葉や腐った植物を食べて土に戻してくれる重要な掃除屋である。
 
写真は1月8日に公園内のラクウショウに付いていた名札の下にいた越冬中の本種を撮影したもの。
赤い斑模様をした個体は林縁の倒木の下にいた個体で体色からマダラサトワラジムシ(Agnara pannuosus)と同定したが大学でワラジムシを研究されている方のご指摘により本種であることが分かった。
PHOTO

ラクウショウのプレートの下で越冬していた個体@
(2006.1.7)

ラクウショウのプレートの下で越冬していた個体A
(2006.1.7)

赤い個体@
(2007.11.18)

赤い個体A
(2007.11.18)
 
先頭ページへ