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シャクドウクチバ
学名:Mecodina nubiferalis

ライトトラップに飛来した本種(2016.5.14)
Data
和名 シャクドウクチバ
開張 33〜35mm
分布 本州(関東地方以南),四国,九州,対馬,屋久島
出現期 5〜8月
果実の汁など
 幼虫はキョウチクトウ科(テイカカズラ)の葉を食べる。
解説 赤銅色をしたシタバガの一種。
全体的に茶色で紫がかった灰褐色の斑紋がある。
海外では朝鮮半島に分布している。
 
国内に生息するMecodina属は以下の9種。
和名/学名 分布
ムラサキヒメクチバ
Mecodina subviolacea
本州,伊豆諸島(八丈島),四国,九州,対馬,屋久島
カバフヒメクチバ
Mecodina cineracea
本州,四国,九州,対馬,屋久島
イナズマヒメクチバ
Mecodina albodentata
四国(高知県足摺岬),九州,屋久島,奄美大島,沖縄島,石垣島,西表島
シャクドウクチバ
Mecodina nubiferalis
本州(関東地方以南),四国,九州,対馬,屋久島
フトオビシャクドウクチバ
Mecodina fasciata
石垣島,西表島
アマミシャクドウクチバ
Mecodina sugii
奄美大島
ウラモンシロクチバ
Mecodina abactalis
沖縄島
オキナワマエモンヒメクチバ
Mecodina kurosawai
沖縄島
ヒゲナガヒメクチバ
Mecodina praecipua
西表島
 
トップの写真は5月14日の夜、神奈川県南部の標高100m付近の林内に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。下の写真はすべて自宅の外灯に飛来した本種を撮影したもの。普通に見ると茶色い蛾だが、じっくり見ると紫色が混ざった模様の美しさに気付く。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種
(2017.5.29 埼玉県)

自宅の外灯に飛来した本種@
(2013.5.12)

自宅の外灯に飛来した本種A
(2013.5.12)

自宅の外灯に飛来した本種B
(2013.5.12)

自宅の外灯に飛来した本種C
(2015.5.27)

自宅の外灯に飛来した本種D
(2015.5.27)
 
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