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ナタモンアシブトクチバ
学名:Bastilla joviana

夜間、オオバイヌビワの実を吸汁する本種(2017.7.9 西表島)
Data
和名 ナタモンアシブトクチバ
開張 49〜52mm
分布 本州(山形県),屋久島,奄美大島,沖縄島,宮古島,石垣島,西表島
出現期 3〜11月
果実
 幼虫はトウダイグサ科を食草とすると考えられる。
解説 南西諸島に生息するアシブトクチバの一種。
地色は紫褐色で、前翅に鉈を思わせる形をした黒褐色の模様がある。
本土での記録は遇産種とされる。
海外ではインド〜オーストラリア,太平洋地域に広く分布している。
 
国内に生息するBastilla属は以下の4種。
和名/学名 分布
オキナワアシブトクチバ
Bastilla arcuata
本州(房総半島,紀伊半島),四国,九州(南部),屋久島,トカラ列島,奄美大島,徳之島,沖縄島,石垣島,西表島
ナタモンアシブトクチバ
Bastilla joviana
本州(山形県),屋久島,奄美大島,沖縄島,宮古島,石垣島,西表島
ムラサキアシブトクチバ
Bastilla maturata
北海道,本州,四国,九州,屋久島
キオビアシブトクチバ
Bastilla fulvotaenia
屋久島,奄美大島,沖縄島,石垣島,西表島,与那国島
 
写真は7月9日の夜、西表島でオオバイヌビワの実を吸汁していた本種を撮影したもの。他にも蛾の仲間やアミメヒラタゴキブリなどが集まっていた。
PHOTO

夜間、オオバイヌビワの実を吸汁する本種@
(2017.7.9 西表島)

夜間、オオバイヌビワの実を吸汁する本種A
(2017.7.9 西表島)
 
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