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シラオビキリガ
学名:Cosmia camptostigma

ライトトラップに飛来した本種(2015.6.7)
Data
和名 シラオビキリガ
開張 約33mm
分布 北海道,本州(中国地方以東),佐渡島
出現期 6〜8月
樹液,花の蜜,腐った果実
 幼虫はブナ科(クヌギ,アベマキ,コナラ,アラカシ,カシワ)の葉を食べる。
解説 キリガの一種。
前翅は褐色で内・外横線は白色。内横線は下側、外横線は上側が黒く縁どられる。
中横線は内・外横線の中央よりやや外横線寄りにあり、茶褐色でやや不明瞭。
前翅前縁沿いの翅頂付近に黒褐色斑がある。
同属のイタヤキリガCosmia trapezina exigua)に似るが、イタヤキリガでは中横線が黒点より上にあることや、外横線の曲線が緩やかであること、翅頂付近の黒褐色斑が不明瞭であるのに対し、本種では中横線が黒点より下にあることや、外横線の曲線が強く湾曲すること、翅頂付近の黒褐色紋が明瞭であることなどで判別できる。
海外では朝鮮半島,中国,ロシア南東部に分布している。
 
写真は6月7日の夜0時頃、近くの森林内に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。丁度0時になったら飛来した。新潟県の標高200m付近でのライトトラップにも3時頃に飛来した。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種@
(2015.6.7)

ライトトラップに飛来した本種A
(2015.6.7)

ライトトラップに飛来した本種B
(2015.6.7)

ライトトラップに飛来した本種C
(2018.7.15 新潟県)

ライトトラップに飛来した本種D
(2018.7.15 新潟県)
 
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