ホーム > チョウ目 > ヒロズコガ科 > オオヒロズコガ亜科
 
シイタケオオヒロズコガ
学名:Morophagoides moriutii

ホダ木から発生した個体(2022.5.4)
Data
和名 シイタケオオヒロズコガ
開張 ♂:15.6〜22.8mm
♀:16.0〜24.6mm
分布 本州(宮城県,茨城県,長野県,愛知県,京都府,大阪府,兵庫県,岡山県),四国(高知県,愛媛県)
出現期 6〜9月
不明
 幼虫はシイタケ栽培用のホダ木及び子実体を食べる。
解説 シイタケ栽培のホダ木に発生するヒロズコガ。
前翅は白色の地に黒褐色の斑模様がある。
本種は複数の隠蔽種が存在しており、正確な同定は交尾器を精査する必要がある。
本種はシイタケ栽培の害虫とされており、分布域についてもクワガタ飼育でホダ木の再利用されるため、全国どこで発生してもおかしくはない。
 
国内に生息するMorophaga属は以下の6種。
和名/学名 分布
アトモンヒロズコガ
Morophaga bucephala
北海道,本州,四国,九州,沖縄島,伊江島
ウスマダラオオヒロズコガ
Morophaga fasciculata
本州,九州
マダラオオヒロズコガ
Morophaga formosana
本州
ヤエヤママダラオオヒロズコガ
Morophaga iriomotensis
沖縄島,石垣島,西表島
シイタケオオヒロズコガ
Morophagoides moriutii
本州(宮城県,茨城県,長野県,愛知県,京都府,大阪府,兵庫県,岡山県),四国(高知県,愛媛県)
ウスリーオオヒロズコガ
Morophagoides ussuriensis
北海道,本州(青森県),対馬
 
写真は5月4日に飼育中のハスタートノコギリクワガタの産卵用ケースから発生した本種を撮影したもの産卵用ケースにはネットオークションを通じて直接農家から購入したシイタケ栽培に使用したクヌギのホダ木が入れていたため発生源となったようだ。
PHOTO

クワガタ飼育用のホダ木から発生した個体@
(2022.5.4)

クワガタ飼育用のホダ木から発生した個体A
(2022.5.4)

クワガタ飼育用のホダ木から発生した個体B
(2022.5.4)

クワガタ飼育用のホダ木から発生した個体C
(2022.5.4)
 
先頭ページへ