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アトモンヒロズコガ
学名:Morophaga bucephala

ライトトラップに飛来した本種(2015.9.19 静岡県)
Data
和名 アトモンヒロズコガ
開張 ♂:14〜17mm
♀:15〜22mm
分布 北海道,本州,四国,九州,沖縄島,伊江島
出現期 5〜9月
不明
 幼虫はサルノコシカケ類のキノコを食べる。
解説 大きな黒褐色の紋が特徴的なヒロズコガ。
頭部及び胸部背面前方は黒褐色。
前翅の地色は黄白色で、前縁沿いに黒紋が並び、後縁中央から前翅の中央にかけて大きな黒褐色の紋がある。
幼虫はサルノコシカケ類を食べる菌食性。
海外では台湾,朝鮮半島南部,中国,ロシア東部,ミャンマー,インド北部,マレー半島,ボルネオ島,スラウェシ島,ニューギニア島に分布している。
 
国内に生息するMorophaga属は以下の6種。
和名/学名 分布
アトモンヒロズコガ
Morophaga bucephala
北海道,本州,四国,九州,沖縄島,伊江島
ウスマダラオオヒロズコガ
Morophaga fasciculata
本州,九州
マダラオオヒロズコガ
Morophaga formosana
本州
ヤエヤママダラオオヒロズコガ
Morophaga iriomotensis
沖縄島,石垣島,西表島
シイタケオオヒロズコガ
Morophagoides moriutii
本州(宮城県,茨城県,長野県,愛知県,京都府,大阪府,兵庫県,岡山県),四国(高知県,愛媛県)
ウスリーオオヒロズコガ
Morophagoides ussuriensis
北海道,本州(青森県),対馬
 
トップの写真は9月19日の夜、静岡県の標高600m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。
山梨県の標高1,600m付近の林縁に設置したライトトラップや自宅の外灯にも飛来している。
PHOTO

夜間、葉上で休む本種@
(2017.5.21)

夜間、葉上で休む本種A
(2017.5.21)

夜間、葉上で休む本種B
(2017.5.21)

ライトトラップに飛来した本種@
(2015.9.19 静岡県)

ライトトラップに飛来した本種A
(2012.7.27 山梨県)

ライトトラップに飛来した本種B
(2012.7.27 山梨県)

自宅の外灯に飛来した本種@
(2015.6.29)

自宅の外灯に飛来した本種A
(2015.6.29)
 
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