ホーム > チョウ目 > ツバメガ科 > フタオガ亜科
 
ミナミクロホシフタオ
学名:Dysaethria meridiana

自宅の外灯に飛来した本種(2015.6.12)
Data
和名 ミナミクロホシフタオ
開張 21〜29mm
分布 本州(関東地方南部以南),四国,九州
出現期 5〜10月
不明
 幼虫はレンプクソウ科(サンゴジュ,オオデマリ)の葉を食べる。
解説 折り紙で作った蝶のようなイメージがするフタオガの一種。
地色は暗紫褐色で、内・外横線は暗褐色で黄褐色の縁取りがある。
同属のクロホシフタオに酷似するが、本種のほうがより黒みが強く、前翅外縁の角張りが強い点で区別できる。
 
国内に生息するDysaethria属は以下の7種。
和名/学名 分布
キスジシロフタオ
Dysaethria cretacea
本州(東北地方南部以南),四国,九州,屋久島,種子島,トカラ列島,奄美大島,沖縄島
ハガタフタオ
Dysaethria flavistriga
本州(房総半島以西),四国,九州,屋久島,種子島,トカラ列島,奄美大島,徳之島,沖縄島,八重山諸島
クロホシフタオ
Dysaethria moza
北海道,本州,四国,九州,対馬
ヒメクロホシフタオ
Dysaethria illotata
北海道,本州,四国,九州
ミナミクロホシフタオ
Dysaethria meridiana
本州(関東地方南部以南),四国,九州
シタクロオビフタオ
Dysaethria fulvihamata
石垣島,西表島
マエモンフタオ
Dysaethria erasaria
北海道,本州(関東・中部・北陸以北)
 
写真は6月12日の夜、自宅の外灯に飛来した本種を撮影したもの。4月18日にも飛来し、開張を測定したところ34mmで図鑑に記載されている情報より大型だった。ただし、図鑑では検討できた個体数が少ないらしいので春に出現する個体としては普通サイズである可能性が高い。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した本種@
(2016.4.18)

自宅の外灯に飛来した本種A
(2016.4.18)

自宅の外灯に飛来した本種
(2015.6.12)
 
先頭ページへ