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コガタツバメエダシャク
学名:Ourapteryx obtusicauda

ライトトラップに飛来した本種(2012.6.23 静岡県)
Data
和名 コガタツバメエダシャク
開張 31〜40mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 6〜10月
花の蜜
 幼虫は広食性で様々な広葉樹の葉を食べる。
解説 ツバメエダシャクの一種。
近似種のウスキツバメエダシャクOurapteryx nivea)やシロツバメエダシャクOurapteryx maculicaudaria)に比べ明らかに小型。
横線は薄く、後翅の翅脈沿いに3本の波形状の縦線を描く傾向がある。
後翅頂付近の黒紋内部の赤色は縁に接することが多い。
ヒメツバメエダシャクOurapteryx subpunctaria)に似るが、後翅の横線が中央付近で大きく曲がるのに対し、本種ではまっすぐに伸び、後角付近で曲がる点で区別できる。
 
写真は6月23日の夜0時直前に、静岡県の標高600m付近の雑木林に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。様々な蛾類が飛来して本種のそばにおなじみのウスキツバメエダシャクも飛来していたが、大きさは歴然だった。
 
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