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シロツバメエダシャク
学名:Ourapteryx maculicaudaria

セイタカアワダチソウの花に来た♀(2005.10.15)
Data
和名 シロツバメエダシャク
開張 ♂:35〜45mm
♀:45〜54mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
出現期 6〜7,9〜10月
花の蜜
 幼虫はイチイ科(イヌガヤ,イチイ,キャラボク,チャボガヤ),マツ科(トウヒ)の葉を食べる。
解説 チョウを思わせる白いエダシャク。
白色で褐色の横帯、後翅の外縁沿いに2つの眼状紋がある。
ウスキツバメエダシャクOurapteryx nivea)に似るが、本種はやや小型で横帯は比較的明瞭、後翅の尾状突起は短いなどの相違点がある。また、本種の♂では本属唯一、触角が櫛歯状となる。
海外ではサハリン,朝鮮半島,中国,ロシア南東部に分布している。
 
トップの写真は10月15日にセイタカアワダチソウの花の蜜を吸っている♀を撮影したもの。♂は5月21日の夜3時半頃、神奈川県南部の標高100m付近の林内に設置したライトトラップに飛来した。
PHOTO

ライトトラップに飛来した♂
(2017.5.21)

♂の触角
本属唯一櫛歯状となる。
(2017.5.21)

セイタカアワダチソウの花に来た♀@
チョウが止まっているのかと思いきや本種であった。
(2005.10.15)

セイタカアワダチソウの花に来た♀A
(2005.10.15)
 
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