ホーム > チョウ目 > シャクガ科 > エダシャク亜科
 
ヤクシマフトスジエダシャク
学名:Cleora minutaria

ライトトラップに飛来した♂(2018.8.13 八丈島)
Data
和名 ヤクシマフトスジエダシャク
開張 33〜45mm
分布 本州,伊豆諸島(三宅島,御蔵島,八丈島),四国,九州,対馬,種子島,屋久島,トカラ列島(悪石島,口之島),奄美大島,徳之島,沖永良部島,沖縄島,石垣島,西表島,与那国島
出現期 3〜11月
花の蜜など
 幼虫はコミカンソウ科(カキバカンコノキ),トベラ科(トベラ),バラ科(シャリンバイ),クスノキ科(タブノキ),ボロボロノキ科(ボロボロノキ),ヒユ科(ホウキグサ)などの葉を食べる。
解説 エダシャクの一種。
前翅の中横線上に白抜きの楕円がある。外横線はのこぎり歯状。
色彩は個体差がある。♂の触角は二重櫛歯状、♀では糸状。
シロテンエダシャクCleora leucophaea)に似るが、シロテンエダシャクでは外横線外側に白斑があるのに対し、本種では白斑がないことで区別できる。
 
トップの写真は8月13日の夜、八丈島の林内に設置したライトトラップに飛来した♂を撮影したもの。
撮影メモ 2007年3月の西表島旅行で出会った97種目の生き物。夜、ホテルの外灯に飛来した本種を発見した。模様の傾向と、前翅と後翅に1対ずつある白抜きの紋から本種と同定した。
 
96種目 97種目 98種目
2018年3月23日に西表島の標高65m付近で行ったライトトラップに飛来した♂が飛来した。非常に冷え込みあまり虫が飛来しなかったが、本種が2匹ほど飛来して非常に活発に飛び回り一度もライトトラップのシートに止まらなかった。
PHOTO

ライトトラップに飛来した♂@
(2018.8.13 八丈島)

ライトトラップに飛来した♂A
(2018.3.23 西表島)

外灯に飛来した♀
(2007.3.14 西表島)
 
先頭ページへ