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シロテンエダシャク
学名:Cleora leucophaea

♂(2009.2.28)
Data
和名 シロテンエダシャク
開張 33〜45mm
分布 北海道,本州,伊豆七島(三宅島,八丈島),四国,九州,対馬,屋久島
出現期 3〜5,8〜9月
花の蜜など
 幼虫は広食性で様々な広葉樹の葉を食べる。
解説 平地に普通に見られるエダシャクの一種。
地味ではあるが、白点というだけあって、前翅左右にある白い紋がよく目立つ。
翅全体は暗い灰色で、ギザギザした黒い横線があり、外横線の外側に白斑がある。
♂の触角は二重櫛歯状、♀では糸状。
ヤクシマフトスジエダシャクCleora minutaria)に似るが、ヤクシマフトスジエダシャクでは外横線外側に白斑がないことで区別できる。
晩冬から早春にかけてよく見かける。
  
本種を初めて見たのは2月24日で、雑木林の木の幹にペッタリとへばり付くように止まっていた。更に3月3日には同様に太めの木の幹の比較的低い場所に止まっている本種を2頭見つけることができた。皆♂だったが、2年後にウメの木に止まっている白っぽい♀を撮影することができた。
PHOTO

♂のアップ
(2009.3.3)

木に止まる♂
(2007.3.3)

ミズキに止まる♂@
(2007.2.24)

ミズキに止まる♂A
写真中央付近の黒っぽく見えるのが本種。
(2007.2.24)

ウメの木に止まる♀
(2009.3.21)
 
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