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オビアツバ
学名:Paracolax fascialis

ライトトラップに飛来した本種(2018.5.19 静岡県)
Data
和名 オビアツバ
開張 23〜34mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 5〜8月
花の蜜など
 幼虫はヒノキ科(アスナロ)の枯葉。
解説 クルマアツバの一種。
地色は紫色を帯びた淡褐色で、前翅に茶褐色の横帯があり、中央の横帯は細く、後方の横帯は太い。
♂の触角は繊毛状で各節の刺毛は長いとされる。
海外では、朝鮮半島,中国,ロシア東南部に分布している。
 
トップの写真は5月19日の夜、静岡県の標高500m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。図鑑には触角については♂の記述しかないが、短い繊毛しかなかったので♀と思われる。山梨県の標高1,600m付近の林縁に設置したライトトラップにも飛来している。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種@
触角に長い刺毛がないので♀と思われる。
(2018.5.19 静岡県)

ライトトラップに飛来した本種A
(2012.7.27 山梨県)
 
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