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マルバネウスグロアツバ
学名:Hydrillodes pacificus

ライトトラップに飛来した本種(2016.5.2 山梨県)
Data
和名 マルバネウスグロアツバ
開張 22〜27mm
分布 本州(関東地方南部以西),四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島,沖縄島
出現期 5〜8月
不明
解説 クルマアツバの一種。
同属のヒロオビウスグロアツバソトウスグロアツバなどに似るが、本種は前翅の翅頂付近が比較的丸みを帯びている。
海外では朝鮮半島に分布している。
 
国内に生息するHydrillodes属は以下の4種。
和名/学名 分布
ヒロオビウスグロアツバ
Hydrillodes morosa
北海道,本州,四国,九州
マルバネウスグロアツバ
Hydrillodes pacificus
本州(関東地方南部以西),四国,九州,対馬,屋久島,トカラ列島,奄美大島,沖縄島
ハネブタアツバ
Hydrillodes uenoi
西表島
ソトウスグロアツバ
Hydrillodes lentalis
本州,四国,九州,対馬,南西諸島
 
写真は5月2日の夜、山梨県の標高1,000m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。複数飛来したがいずれも地元でよく見るウスグロアツバ類より翅が丸みを帯びているので本種とみて間違いないようだ。
 
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