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ヒロオビウスグロアツバ
学名:Hydrillodes morosa

ヒロオビウスグロアツバ(2009.5.1 静岡県)
Data
和名 ヒロオビウスグロアツバ
開張 約25mm
 前翅長:11〜13mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 4〜5月
不明
 幼虫は枯葉を食べる。
解説 低山地〜山地に生息するアツバ。
ソトウスグロアツバと大変似ているが、全体的にザラザラした質感で、汚黄色の帯は暗色鱗片が混じる。更に本種の♂では、前脚基節に毛塊を持たないという相違点もある。
海外では朝鮮半島,中国,ロシア南東部に分布している。
 
国内に生息するHydrillodes属は以下の4種。
和名/学名 分布
ヒロオビウスグロアツバ
Hydrillodes morosa
北海道,本州,四国,九州
マルバネウスグロアツバ
Hydrillodes pacificus
本州(関東地方南部以西),四国,九州,対馬,屋久島,トカラ列島,奄美大島,沖縄島
ハネブタアツバ
Hydrillodes uenoi
西表島
ソトウスグロアツバ
Hydrillodes lentalis
本州,四国,九州,対馬,南西諸島
 
写真は5月1日に静岡県の山地の谷川沿いの林縁で撮影したもの。警戒心が強くすぐに飛んで逃げるので、背後から慎重に近づいて撮影した。
PHOTO

落ち葉上の本種
(2009.5.1 静岡県)
 
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