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トビイロケアリ
学名:Lasius japonicus

働きアリ(2005.11.19)
Data
和名 トビイロケアリ
体長 働きアリ(♀):2.5〜3.5mm
分布 国後島,北海道,渡島大島,奥尻島,天売島,利尻島,礼文島,色丹島,本州,伊豆諸島,飛島,宮島,沖ノ島,桃頭島,江ノ島,猿島,城ケ島,沖ノ島,野島,高島,島後,西ノ島,佐渡島,金華山島,四国,九州,対馬,甑島列島,五島列島,壱岐,平戸島,種子島,屋久島,トカラ列島,沖縄島
出現期 3〜11月
 羽アリは7〜8月
花の蜜,腐った果実,虫の死骸など
解説 やや小さい黒褐色をしたアリ。
植物上や林縁の木柵などに普通に見られる。
同属のハヤシケアリLasius hayashi)に似るが、体色は本種のほうが黒く胸部は若干淡色になる程度。
沖縄産は人為的な移入によるものとされる。
 
写真は11月2日にワタアブラムシAphis gossypii)に群がっていた働きアリを撮影したもの。女王アリの写真は7月24日に庭の玄関前を歩いていたもの。この時期は結婚飛行の時期なので交尾を終えて巣作りする場所を探しているのだと思う。
巣内の写真は5月22日に河川敷近くのアカマツの根元の石の下にあったもの。石をひっくり返すと慌ただしく幼虫と蛹を穴の中に運びだした。
PHOTO

横から見た働きアリ
(2008.11.2)

前から見た働きアリ
(2008.11.2)

ユキヤナギアブラムシに群がる働きアリ@
(2008.11.2)

ユキヤナギアブラムシに群がる働きアリA
(2008.11.2)

女王アリ@
(2020.7.24)

女王アリA
(2020.7.24)

女王アリB
(2020.7.24)

女王アリC
(2020.7.24)

巣内の様子
石の下にあった。
(2020.5.22)

幼虫
(2020.5.22)

幼虫を安全な場所に運ぶ働きアリ@
(2020.5.22)

幼虫を安全な場所に運ぶ働きアリA
(2020.5.22)

蛹を安全な場所に運ぶ働きアリ@
(2020.5.22)

蛹を安全な場所に運ぶ働きアリA
(2020.5.22)
 
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