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セマルハコガメ
学名:Cusloclemmys flavomarginata enelynae

セマルハコガメ(2007.3.15 西表島)
Data
和名 セマルハコガメ
  • 別名:ヤエヤマセマルハコガメ
甲長 11〜17cm
分布 石垣島,西表島
エサ 昆虫,ミミズ,果実,キノコなど
コメント
石垣島・西表島特産のハコガメ。
頭部・脚・尻尾を隠し、腹甲が蝶番になっており、背甲と完全に密着することができる。
陸生で湿った林床を好んで生息している。
国指定天然記念物に指定されている。
 
本種は八重山諸島亜種で、原名亜種は中国南部と台湾に分布している。
撮影メモ 2007年3月の西表島・石垣島旅行で出会った108種目の生き物。西表島の山麓付近のヒカゲヘゴなど大型シダ類が生い茂る草原を歩いていると、ガサゴソと音を立てながら歩いている本種を発見した。手に取っても頭部を引っ込めようともせず、暴れまくるほど元気なカメで、地面に置くと猛スピードで走り去ろうとするため撮影には非常に苦労した。頭を引っ込める写真は指で突いて引っ込んだ瞬間を撮影したもので、1秒ほどですぐにまた走り出そうとして、撮影後、シダ類の茂みに走って逃げていった。
絶滅危惧種で天然記念物に指定されているセマルハコガメの天然個体を見ることができるとは夢にも思っていなかったので大変感激、感無量だった。
 
更に翌日、石垣島の観光農園内でも本種を見ることができたが、この個体は臆病で体を引っ込めると今度はなかなか出てこようとしなかった。恐らく半自然状態で放されているものだと思う。
 
107種目 108種目 109種目
PHOTO

セマルハコガメ@
(2007.3.16 石垣島)

セマルハコガメA
(2007.3.16 石垣島)

体を引っ込める本種@
(2007.3.16 石垣島)

体を引っ込める本種A
(2007.3.16 石垣島)

体を引っ込める本種B
(2007.3.15 西表島)

体を引っ込める本種C
(2007.3.15 西表島)
 
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