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ツノヒゲボソゾウムシ
学名:Phyllobius incomptus

ビーティングで得られた個体(2020.4.19)
Data
和名 ツノヒゲボソゾウムシ
 別名:ウスイロヒゲボソゾウムシ,ツチイロヒゲボソゾウムシ,ニセツチイロヒゲボソゾウムシ
体長 5〜6mm
分布 本州,佐渡島,伊豆諸島(大島)
出現期 4〜6月
広葉樹の葉
解説 クチブトゾウムシの一種。
体色には薄緑色の個体から淡褐色〜暗褐色の斑紋があるものまで変異があり、最近まで別種と考えられていた。
春から初夏にかけて各種広葉樹に見られる。
国内に生息するヒゲボソゾウムシ属(Phyllobius)のDiallobius亜属は本種のみ。
 
写真は4月19日に近所の林道でヤマザクラをビーティングして得られた本種を撮影したもの。薄緑色の個体と褐色の斑模様をした個体が一度に得られた。褐色の個体はスダジイでよく採れるカシワクチブトゾウムシなどにも似ているが、体型や複眼の大きさなどかなり違和感があった。
PHOTO

ビーティングで得られた個体@
(2020.4.19)

ビーティングで得られた個体A
(2020.4.19)
 
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