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シロコブゾウムシ(対馬亜種)
学名:Episomus turritus declivis

カナムグラ上の本種(2019.7.14 対馬)
Data
和名 シロコブゾウムシ(対馬亜種)
体長 15〜17mm
分布 対馬
出現期 5〜7月
クズ,ハギ,フジ,ハリエンジュなどのマメ科植物の葉
解説 対馬に生息するシロコブゾウムシ。
本亜種についての文献がなく、詳細は不明だが見た限りの印象では基亜種に比べ頭部側面から上翅後方までの暗色部がより暗く明瞭、上翅後方のコブがあまり発達していないように思われる。体長もやや小さめに感じた。
尚、学名は日本列島の甲虫全種目録 (2019年)を参考にした。
 
国内に生息するEpisomus属は以下の3種(1亜種)。
和名/学名 分布
オキナワクワゾウムシ
Episomus mori
トカラ列島(中之島,平島,宝島,悪石島),奄美大島,与論島,請島,徳之島,沖永良部島,阿嘉島,久米島,宮古島,大神島,来間島,伊良部島,石垣島,西表島,与那国島
クワゾウムシ
Episomus mundus
本州,四国,九州,下甑島,種子島,口永良部島
シロコブゾウムシ
Episomus turritus turritus
本州,飛島,佐渡島,淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,平戸島,下甑島,種子島
シロコブゾウムシ(対馬亜種)
Episomus turritus declivis
対馬
 
写真は7月14日に対馬の道路沿いのクズやカナムグラが繁茂する草むらにいた本種を撮影したもの。発見したのは1匹のみだったので前述の解説が亜種としての特徴なのかは定かでない。
PHOTO

クズの葉上にいた本種@
(2019.7.14 対馬)

クズの葉上にいた本種A
(2019.7.14 対馬)
 
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