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クロカタゾウムシ
学名:Pachyrhynchus infernalis

クロカタゾウムシ(2019.10.21 西表島)
Data
和名 クロカタゾウムシ
体長 11〜15mm
分布 石垣島,西表島
出現期 5〜10月
リュウキュウエノキなどの葉
解説 黒いヒョウタンのようなゾウムシ。
全身黒色で光沢が強い。
非常に頑丈な分、上翅は開けず飛ぶことが出来ない。
本種の異常な硬さは最近の研究でゾウムシ類が体内で共生しているナルドネラという細菌によるものであることが判明している。この細菌の数を減らす実験で上翅の色が淡く柔らかい成虫が羽化したという。
本種はカタゾウムシ亜科に分類されていたが近年クチブトゾウムシ亜科に整理された。
国内に生息するカタゾウムシ属(Pachyrhynchus)は本種のみ。
撮影メモ 2006年6月26日に西表島の林内で草の葉上に止まっていた本種を発見した。
石垣島でも見ることができた。
2007年3月の西表島・石垣島旅行で出会った114種目の生き物。今回の旅行でもたびたび見ることができた。
 
113種目 114種目 115種目
2019年10月21日に西表島の森林内で発見した。木の種類は分からないが同じ木に複数の本種が見られた。
PHOTO

木の枝にいた個体
(2019.10.21 西表島)

柵にいた個体
(2007.3.18 石垣島)

木柵上の本種@
(2007.3.15 西表島)

木柵上の本種A
(2007.3.15 西表島)

林道沿いの草の葉上にいた個体
(2006.6.26 西表島)
 
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