ホーム > コウチュウ目 > ヒゲナガゾウムシ科 > ヒゲナガゾウムシ亜科
 
クロフヒゲナガゾウムシ
学名:Tropideres roelofsi roelofsi

イタヤカエデに来た本種(2022.5.22)
Data
和名 クロフヒゲナガゾウムシ
体長 約7mm
分布 北海道,本州,佐渡島,四国,九州,対馬
出現期 5〜8月
枯れ枝,枯れ蔓,伐倒木
解説 ヒゲナガゾウムシの一種。
黒色と淡赤褐色の特有の模様がある。
上翅の大部分は淡赤褐色で中央と後方に黒斑があり周囲は白く縁どられる。
特徴的な種で他に近似種はいない。
 
国内に生息するヒゲナガゾウムシ属(Tropideres)は以下の6種(1亜種)。
和名/学名 分布
ナガヒゲナガゾウムシ
Tropideres cyaneotergum
本州,九州,対馬
アマミクロフヒゲナガゾウムシ
Tropideres insularis
奄美大島,徳之島
ヤマトヒゲナガゾウムシ
Tropideres j. japonicus
本州,四国,九州,対馬,平戸島,屋久島,奄美大島,徳之島,沖縄島
(ヤマトヒゲナガゾウムシ)
Tropideres j. odai
不明
クロフヒゲナガゾウムシ
Tropideres r. roelofsi
北海道,本州,佐渡島,四国,九州,対馬
キマダラヒゲナガゾウムシ
Tropideres naevulus
北海道,本州,佐渡島,伊豆諸島(大島,神津島,三宅島,八丈島),隠岐,四国,小豆島,九州,対馬
アカミヒゲナガゾウムシ
Tropideres securus
本州,伊豆諸島(御蔵島,八丈島),隠岐,四国,九州,対馬,下甑島,屋久島,奄美大島
 
トップの写真は5月22日の夜、自宅の庭のイタヤカエデにいた本種を撮影したもの。枯れかけた部分にいた。
近所の林道でのビーティングでも得られている。立ち枯れたツタが絡まった杉の枝をビーティングしたら得られ、俊敏に動きすぐに飛び立ちそうなところを何とか撮影できた。
PHOTO

夜間、イタヤカエデに来た本種@
(2022.5.22)

夜間、イタヤカエデに来た本種A
(2022.5.22)

夜間、イタヤカエデに来た本種B
(2022.5.22)

夜間、イタヤカエデに来た本種C
(2022.5.22)

夜間、イタヤカエデに来た本種D
(2022.5.22)

ビーティングで得られた個体@
テイカカズラなどの蔓にいた。
(2020.7.24)

ビーティングで得られた個体A
(2020.7.24)
 
先頭ページへ