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ブチミャクヨコバイ
学名:Drabescus nigrifemoratus

ライトトラップに飛来した本種(2012.9.16 山梨県)
Data
和名 ブチミャクヨコバイ
体長 7〜8mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,トカラ列島(中之島),沖縄島?,西表島?
出現期 6〜9月
ブナ科の広葉樹の汁
 幼虫も同様。
解説 日本に広く分布するブチミャクヨコバイの一種。
翅は黄色を帯びた透明色で、淡褐色の横帯が2本と、前縁末端近くに暗色紋がある。
翅脈は黒色で白色部を並列する。
個体数は多くないとされる。
幼虫は1対の尾角が目立つ。
 
国内に生息するDrabescus属は以下の7種。
和名/学名 分布
タイワンブチミャクヨコバイ
Drabescus formosanus
本州,四国,九州,対馬,奄美大島,沖縄島
ゴマフブチミャクヨコバイ
Drabescus ineffectus
対馬
ブチミャクヨコバイ
Drabescus nigrifemoratus
北海道,本州,四国,九州,対馬,トカラ列島(中之島),沖縄島?,西表島?
ニトベブチミャクヨコバイ
Drabescus nitobei
北海道,本州,四国,対馬,トカラ列島(中之島),奄美大島,沖永良部島,沖縄島,久米島,石垣島,西表島
オグマブチミャクヨコバイ
Drabescus ogumae
本州,四国
ウスブチミャクヨコバイ
Drabescus pallidus
本州,四国,九州,対馬
ムサシブチミャクヨコバイ
Drabescus vilbastei
本州
 
トップの写真は9月16日の夜、山梨県の標高1,600m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。成虫を見たのはこれが初めてで、飛来したのも写真の1匹のみであった。
自宅の庭でも成虫と幼虫を1回だけ発見している。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した成虫
(2013.8.30)

ライトの明かりに来た本種とセンダンヒメハマキ
(2015.7.21 静岡県)

幼虫@
クヌギの葉上に止まっていた。体長は6mm少々だった。
(2008.10.12)

幼虫A
(2008.10.12)

幼虫B
(2008.10.12)
 
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