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ヒメカメノコテントウ
学名:Propylea japonica

亀甲型(2010.5.1)
Data
和名 ヒメカメノコテントウ
体長 3〜4.6mm
分布 北海道,奥尻島,本州,飛島,伊豆諸島(新島,三宅島,八丈島),冠島,淡路島,隠岐,四国,小豆島,直島,九州,対馬,壱岐,五島列島,下甑島,種子島,屋久島,トカラ列島(中之島,宝島),奄美大島,徳之島,沖永良部島,沖縄島,久米島,宮古島,石垣島,西表島,南大東島
出現期 3〜11月
アブラムシ
 幼虫も同様。
解説 カメの甲羅を思わせる模様をした小型のテントウムシ。
上翅の模様には変異があり、黒または薄い黄色一色になってしまう個体もいる。
色も薄い黄色から橙黄色まで変異がある。
同属のコカメノコテントウは本種に似るがより北方系の種で肩部の黒紋が分離した個体が多く、本種に見られるような四紋型,二紋型せすじ型は出現しない。
 
国内に生息するPropylea属は以下の2種。
和名/学名 分布
ヒメカメノコテントウ
Propylea japonica
北海道,奥尻島,本州,飛島,伊豆諸島(新島,三宅島,八丈島),冠島,淡路島,隠岐,四国,小豆島,直島,九州,対馬,壱岐,五島列島,下甑島,種子島,屋久島,トカラ列島(中之島,宝島),奄美大島,徳之島,沖永良部島,沖縄島,久米島,宮古島,石垣島,西表島,南大東島
コカメノコテントウ
Propylea quatuordecimpunctata
北海道,利尻島,天売島,焼尻島,本州
撮影メモ 2007年3月の西表島旅行で出会った32種目の生き物。海岸付近に生えていたマメ科のギンネム上にハイイロテントウOlla v-nigrum)と共に本種も観察できた。見られたのは橙黄色の紋が発達し黒い部分が少ししかない背すじ型の個体だった。
 
31種目 32種目 33種目
PHOTO

ヒメコウゾ上の亀甲型@
(2010.5.1)

ヒメコウゾ上の亀甲型A
(2010.5.1)

ギンネム上の四紋型
(2007.3.12 西表島)

アブラムシを食べる二紋型
肩部の紋が完全に消失するとせすじ型と呼ばれる。
(2008.5.4)

自宅の外灯に飛来した二紋型@
(2021.9.12)

自宅の外灯に飛来した二紋型A
(2021.9.12)

若齢幼虫@
神奈川県南部の雑木林内でのビーティングで得られた。
(2020.6.17)

若齢幼虫A
(2020.6.17)

ミゾソバ上でタデヨツオヒゲナガアブラムシを食べる幼虫@
(2021.7.16)

ミゾソバ上でタデヨツオヒゲナガアブラムシを食べる幼虫A
(2021.7.16)

ミゾソバ上でタデヨツオヒゲナガアブラムシを食べる幼虫B
(2021.7.16)
 
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