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マダラマルズヤセバエ
学名:Mimegralla albimana galbula

フクベの実に止まる本種(2007.7.19 石垣島)
Data
和名 マダラマルズヤセバエ
 別名:マダラアシナガヤセバエ
体長 約10mm
分布 沖縄島,八重山諸島
出現期 3〜11月
樹液や腐った果実
解説 琉球列島に生息するマルズヤセバエの一種。
本種はアシナガヤセバエ科のマダラアシナガヤセバエ(Gymnonerius sp.)として知られていたが、分類が大幅に改められ、和名も変更となった。
脚は黄褐色と黒色の斑模様をしており、脚先は白い。
なかなか装飾的で、独特のスタイルをしたハエである。
前脚を上げていることが多い。
 
国内に生息するMimegralla属は本種のみで以下の2亜種に分けられている。
和名/学名 分布
マダラマルズヤセバエ
Mimegralla albimana galbula
沖縄島,八重山諸島
(スズキマルズヤセバエ)
Mimegralla albimana suzukiana
本州
撮影メモ 2007年3月の西表島旅行で出会った33種目の生き物。海岸付近の草の葉上にいる本種を見つけ、林縁などでも普通に見られた。反射神経に優れており、カメラのフラッシュでシャッターが降りるまでに退いてしまい、撮影しにくかった。去年の6月下旬の西表島旅行では本種を見ることはなかったので春に多いようだ。
 
32種目 33種目 34種目
2007年7月の写真は石垣島の観光農園内で撮影した。フクベノキの大きな実の上に乗っていた。
長細い独特の姿をしているので、見間違える心配はない。
 
49種目 50種目 51種目
PHOTO

本種のアップ
(2007.7.19 石垣島)

マダラマルズヤセバエ@
(2007.3.12 西表島)

マダラマルズヤセバエA
(2007.3.12 西表島)
 
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