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アヤムネスジタマムシ
学名:Chrysodema lewisii

道路沿いにいたアヤムネスジタマムシ(2018.8.12 八丈島)
Data
和名 アヤムネスジタマムシ
体長 18〜26mm
分布 本州,伊豆諸島(八丈島),四国,九州,対馬,天草諸島,上甑島,薩摩黒島,種子島,屋久島,口永良部島,トカラ列島(中之島,悪石島),喜界島,奄美大島,徳之島,与路島,沖縄島,伊平屋島,来間島,慶留間島,宮古島,石垣島,西表島,黒島,与那国島
出現期 7〜8月
草食性
 幼虫はスダジイ,アカメガシ,ウバメガシなどの衰弱した材や枯れ木
解説 金緑色の美しいタマムシ。
上翅は暗い紺色で側縁及び点刻部は黄色。
上翅の縁と前胸背板の左右は黄色をしている。
同属にアオムネスジタマムシがいるが、本種より大型で幅も広い。
両種の成体を見た限りでは、黄色の部分が前胸背板では本種のほうが狭く、上翅の黄色い縁取りは本種では切れ込みが入らない他、暗色部の色彩がアオムネスジタマムシでは銅色なのに対し本種では紺色であるなどの違いが見られた。
 
日本に生息するムネスジタマムシ属(Chrysodema)は以下の2種。
和名/学名 分布
アオムネスジタマムシ
Chrysodema dalmanni
奄美大島,喜界島,徳之島,沖縄島,伊平屋島,野甫島,伊江島,渡嘉敷島,座間味島,慶留間島,久米島,宮古島,多良間島,水納島,石垣島,西表島,与那国島
アヤムネスジタマムシ
Chrysodema lewisii
本州,伊豆諸島(八丈島),四国,九州,対馬,天草諸島,上甑島,薩摩黒島,種子島,屋久島,口永良部島,トカラ列島(中之島,悪石島),喜界島,奄美大島,徳之島,与路島,沖縄島,伊平屋島,来間島,慶留間島,宮古島,石垣島,西表島,黒島,与那国島
 ※ 以前同属だった小笠原諸島に生息するツマベニヤマトタマムシ(Chrysodema virida)はツマベニタマムシ属(Tamamushia)のツマベニタマムシに変更になっている。
 
写真は8月12日に八丈島の道路沿いの植物上にいた本種を撮影したもの。よく歩き回ったり飛んだりするが動きは比較的ゆっくりで撮影しやすかった。更に植物園内でも見ることができた。
PHOTO

道路沿いの葉上にいた本種@
(2018.8.12 八丈島)

道路沿いの葉上にいた本種A
(2018.8.12 八丈島)

道路沿いの葉上にいた本種B
(2018.8.12 八丈島)

道路沿いの葉上にいた本種C
(2018.8.12 八丈島)

道路沿いの葉上にいた本種D
(2018.8.12 八丈島)

飛び立つ瞬間の本種
(2018.8.12 八丈島)
 
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