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トビズムカデ
学名:Scolopendra subspinipes mutilans

トビズムカデ(2007.8.8)
Data
和名 トビズムカデ
体長 100〜150mm
分布 本州,四国,九州,トカラ列島,奄美大島,沖縄島
出現期 4〜11月
昆虫
解説 黒い胴体に赤褐色の頭部をした大型のムカデ。
オオムカデの中では最もよく見かけるポピュラーな種。
脚は黄褐色で、21対ある。
主に森林内や林縁の木の洞や樹皮下、石の下などに隠れている。
有毒で昆虫類を捕食するが、時に民家に進入して人を噛み付かれることもあり、毒によって激しい傷みと腫れを伴うので注意が必要。
最近本種も種に昇格したという情報をメールで頂いているが詳細が不明。
 
沖縄産の本種はより凶暴になり、頭部を上げて蛇のように動くことからハブムカデとも呼ばれている。
 
写真は8月8日に杉林内で杉の木に止まっていた本種を撮影したもの。
 
日本に生息するScolopendra属の仲間は以下の3種(2亜種)
和名/学名 分布
オオムカデ
Scolopendra subspinipes subspinipes
南西諸島
トビズムカデ
Scolopendra subspinipes mutilans
本州,四国,九州,トカラ列島,奄美大島,沖縄島
アオズムカデ
Scolopendra japonica
本州,四国,九州
タイワンオオムカデ
Scolopendra morsitans
沖縄島,南大東島,北大東島,八重山諸島
 
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