ホーム
>
カメムシ目
>
マツモムシ科
>
コマツモムシ亜科
Tweet
コマツモムシ
学名:
Anisops ogasawarensis
コマツモムシ(2008.9.6)
Data
和名
コマツモムシ
体長
5.8〜7.2mm
分布
本州,小笠原諸島,四国,九州,対馬,南西諸島
出現期
3〜10月
餌
ミジンコなど
解説
小型のマツモムシ。
背泳ぎをし、通常は
マツモムシ
のように水面付近にはおらず、中層を泳ぎミジンコ等を捕食する。
水面に来る時は呼吸の時のみ。
体色は乳白色をしている。
国内に生息するコマツモムシ属(
Anisops
)は以下の7種。
和名/学名
分布
コマツモムシ
Anisops ogasawarensis
本州,小笠原諸島,四国,九州,対馬,南西諸島
クロイワコマツモムシ
Anisops kuroiwae
南西諸島(中之島以南)
イシガキコマツモムシ
Anisops occipitalis
南西諸島(奄美大島以南)
オオコマツモムシ
Anisops stali
南西諸島(徳之島以南)
ヒメコマツモムシ
Anisops tahitiensis
南西諸島(喜界島以南)
チビコマツモムシ
Anisops exuguus
本州(東海地方以西),四国,九州,南西諸島
ハナダカコマツモムシ
Anisops nasutus
南西諸島(喜界島以南)
写真は9月6日に水田周囲の水路で採集した本種を撮影したもの。数匹採集したが、輸送中に死亡し1匹だけしか持ち帰れなかったが、水槽内では非常に丈夫で、水中を泳いでいるミジンコがいなくても、水底を歩いている
ミズムシ
の幼虫も器用に捕食している。
PHOTO
コマツモムシ
(2007.8.9)
泳ぐ本種@
(2008.9.6)
泳ぐ本種A
(2008.9.6)
泳ぐ本種B
(2008.9.6)
ボウフラを捕食する本種
飼育下では水底を歩いているミズムシの幼虫も器用に捕食している。
(2008.9.14)
水面で呼吸する本種
(2008.9.6)
腹面
(2008.9.6)
泳ぐ本種C
ミジンコをエサとしているようで、ミジンコが群がっている場所で本種を3匹見ることができた。
(2007.8.9)
泳ぐ本種D
(2007.8.9)
▲
先頭ページへ