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マツモムシ
学名:Notonecta triguttata

ダム湖にいた個体(2018.5.1 新潟県)
Data
和名 マツモムシ
体長 11.5〜14.0mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
出現期 4〜10月
メダカ,オタマジャクシ,小型昆虫など
解説 水面に対し逆さまに浮かぶことで有名なマツモムシの代表種。
黒字に淡黄色の斑紋があることで他のマツモムシとの判別は容易。
水草が豊富で流れの少ない環境を好み、水面近くの獲物を捕食している。
後脚が長く発達しており、危険を感じると泳いで水底に身を隠す。
鋭い口針で獲物を刺して消化液を注入する為、本種にむやみに触れると刺されて激痛を伴うので注意が必要。
海外では朝鮮半島,中国,ロシア南東部に分布している。
 
国内に生息するマツモムシ属(Notonecta)は以下の3種。
和名/学名 分布
マツモムシ
Notonecta triguttata
北海道,本州,四国,九州,対馬
キイロマツモムシ
Notonecta reuteri
北海道,本州(中部地方以北)
オキナワマツモムシ
Notonecta montandoni
沖縄島
 
写真は5月1日に新潟県のダム湖周辺の浅い沼地にいた本種を撮影したもの。浮いた枝に止まったところを掬い取ってから撮影した。
PHOTO

腹面
(2018.5.3 新潟県産)

イシムカデ類を捕食する本種@
(2018.5.3 新潟県産)

イシムカデ類を捕食する本種A
(2018.5.3 新潟県産)

イシムカデ類を捕食する本種B
(2018.5.3 新潟県産)

ササグモを捕食する本種
(2018.5.6 新潟県産)

ジムカデ類を捕食する本種
(2018.5.12 新潟県産)
 
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