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ミクラミヤマクワガタ | |
学名:Lucanus gamunus | |
![]() 3齢幼虫(2021.11.18 神津島/F1) |
Data | |||||||||||||||
和名 | ミクラミヤマクワガタ | ||||||||||||||
体長 | ♂:23.6〜34.7mm ♀:25〜26.5mm |
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分布 | 伊豆諸島(御蔵島,神津島) | ||||||||||||||
出現期 | 5〜7月 神津島はやや早く4月下旬から出現する。 |
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餌 | なし | ||||||||||||||
寿命 | 1ヶ月 | ||||||||||||||
飼育難易度 | 簡単 ★★★☆☆ 困難 | ||||||||||||||
解説 | 御蔵島と神津島にのみ生息するミヤマクワガタ。 全身黒褐色のタイプ、頭部・前胸背板が赤褐色のタイプ、上翅に黄褐色紋が現れるタイプ、頭部・前胸背板が赤褐色で上翅に黄褐色紋が現れるタイプの大きく分けて4つの型が存在する。ただし、黄褐色紋が現れるタイプは少ない。また、黄褐色紋の大きさも様々である。 徘徊性で飛ぶことはない。
飼育記録については以下に飼育メモとして記載していきたい。 |
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飼育メモ |
2021年11月18日 種親とされる黄紋型に惹かれて3齢幼虫5頭を購入。雌雄判別したかったが、♀の卵巣は確認できなかった。見えにくいだけなのか♂に偏ったのかは分からない。 クリアボトル(500ml)を3本、クリアボトル(800ml)を2本で単独飼育することにした。 マットは500mlのほうは安全重視でNマット主体でUマット・マルバネ系使用済みマット・自己採取のスダジイ腐葉土マットを混合したものを使用した。 800mlのほうはUマットの割合を多めにした。 セット内容はマットもボトルも在庫がなくなってきた中でのやりくりもある。 続きを表示12月25日 全てのボトル内にコバエが発生していた。混合マットなのでいずれかのマットに入っていたのかもしれない。ただ、まだマットの劣化は見られないことから、毎日数回チェックして発生したコバエを駆除することにした。 去年発生していたコバエは数が少なかったこととこまめな駆除が功を奏して発生しなくなっているが、線虫によるマットの劣化が激しい500mlのクリアボトル2本はマット交換することにした。 幼虫は特に大きくなっていないが、成熟が進んで透明度がなくなっていた。本種の雌雄判別法は不明だが、2頭については♀斑が見えず透明度がないため見えにくいだけなのか♀なのかは分からなかった。 取り出した2頭の幼虫はクリアボトルを800mlに変更し、マットは既存のマットから可能な限り線虫を取り除いたものと、NマットとUマットの混合マットにした。やや多湿にし過ぎたので問題がないかしばらく様子をみたい。 やはり2/23のボトル交換は加水し過ぎてマット下部が変色しだしたので再度マットを交換した。幼虫は元気だった。今度は既存のマット2割にUマット8割にした。 |
PHOTO | |
![]() 3齢幼虫@ (2021/11/18 神津島産/F1) |
![]() 3齢幼虫A (2021/11/18 神津島産/F1) |
![]() 幼虫飼育用クリアボトル Nマットを主体に有り合わせの混合マットを使用した。 (2021/11/18 神津島産/F1) |
![]() 3齢幼虫B (2022/2/23 神津島産/F1) |
![]() 3齢幼虫C (2022/2/23 神津島産/F1) |
![]() 3齢幼虫D (2022/2/23 神津島産/F1) |