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チュウガタコガネグモ
学名:Argiope boesenbergi

チュウガタコガネグモ(2006.6.4)
Data
和名 チュウガタコガネグモ
体長 ♂:5mm
♀:15〜16mm
分布 本州,四国,九州
出現期 5〜9月
昆虫
解説 コガネグモの仲間。
コガネグモに似ているが、やや小さく、腹部の模様も違う。
♂は茶色く、貧弱である。
草間に網を張り、中央よりX字の隠れ帯を造るのが特徴。隠れ帯は恐らく腹面から見て、姿を隠す役割があるからだと思われる。X字の中央を省略する個体も見られる。
 
国内に生息するコガネグモ属(Argiope)は以下の7種。
和名/学名 分布
コガネグモ
Argiope amoena
本州,伊豆諸島,四国,九州,男女群島,甑島列島,大隅諸島,トカラ列島,奄美諸島,沖縄諸島
チュウガタコガネグモ
Argiope boesenbergi
本州,四国,九州
コガタコガネグモ
Argiope minuta
本州,伊豆諸島,四国,九州,男女群島,甑島列島,大隅諸島,トカラ列島,奄美諸島,八重山列島
ナガコガネグモ
Argiope bruennichii
北海道,本州,伊豆諸島,四国,九州,男女群島,甑島列島,大隅諸島,トカラ列島,奄美諸島,沖縄諸島
ムシバミコガネグモ
Argiope aetheroides
本州,四国,九州,男女群島,甑島列島,大隅諸島
ナガマルコガネグモ
Argiope aemula
奄美諸島,沖縄諸島,宮古列島,八重山列島,大東諸島
オオスミコガネグモ
Argiope ocula
本州(南部),男女群島,甑島列島,大隅諸島
 
写真は6月4日に水辺の多い草むらで、網を張っていた本種を見つけ、撮影したもの。亜成体は同じ場所で5月17日に撮影した。
PHOTO

巣内の♀
(2006.6.4)

亜成体
(2008.5.17)
 
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