ホーム > クモ目 > ジョウゴグモ科
 
オオクロケブカジョウゴグモ
学名:Macrothele gigas

オオクロケブカジョウゴグモ(2006.6.28 西表島)
Data
和名 オオクロケブカジョウゴグモ
 旧名:ホルストジョウゴグモ
体長 約35mm
分布 石垣島,西表島
出現期 1年中
昆虫や小動物
解説 まるでタランチュラのように大きいクモ。
全身黒色で、腹部はやや赤味がかる。
尻部には長い2本の糸器がある。
森林内の倒木の下などにトンネル状の巣を造る。
 
国内に生息するジョウゴグモ属(Macrothele)は以下の3種。
和名/学名 分布
オオクロケブカジョウゴグモ
Macrothele gigas
石垣島,西表島
ヤエヤマジョウゴグモ
Macrothele yaginumai
石垣島,西表島
アマミジョウゴグモ
Macrothele amamiensis
奄美大島,徳之島
 
写真は西表島で撮影したもの。森林内の倒木上を歩いていた産卵中と思われる泥だらけのサキシマヒラタDorcus titanus sakishimanus)の♀を採集サキシマヒラタ飼育記し、狂喜乱舞した後、その倒木をどけてみると、地面と倒木の間に造られたトンネル状のクモの巣内に大きく黒い本種を見つけ、その迫力に大変驚かされた。
その後、撮影のため、巣内から本種を出したが、足はそれほど速くないようであった。
PHOTO

オオクロケブカジョウゴグモ
(2006.6.28 西表島)

前から見た本種
(2006.6.28 西表島)

巣内の本種
この朽木の上にはサキシマヒラタの♀が歩いていた。
(2006.6.28 西表島)

本種と10円玉
(2006.6.28 西表島)
 
先頭ページへ