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ヤマトハエトリグモ属の一種
学名:Phintella sp.

捕食中の本種(2007.3.18 石垣島)
Data
和名 ヤマトハエトリグモ属の一種
体長 3.5〜5mm
分布 石垣島,西表島
出現期 2〜4月
小さい虫
解説 八重山諸島で発見したヤマトハエトリグモ属の一種。
チャイロアサヒハエトリに似るが、南西諸島には生息しておらず未記載種と考えられる。
外見的な特徴としては♂もチャイロアサヒハエトリのように脚が長くならないこと、♀の腹部背面の斑紋の形状が若干異なるようである。
 
国内に生息するヤマトハエトリグモ属(Phintella)は以下の9種。
和名/学名 分布
メスジロハエトリ
Phintella versicolor
本州,四国,九州
メガネアサヒハエトリ
Phintella linea
北海道,本州,四国,九州
チャイロアサヒハエトリ
Phintella abnormis
北海道,本州,四国,九州
マガネアサヒハエトリ
Phintella arenicolor
北海道,本州,四国,九州
キアシハエトリ
Phintella bifurcilinea
本州(低地),四国,九州
ワカバネコハエトリ
Phintella castriesiana
本州,九州
アサヒハエトリ
Phintella parva
本州(山地)
ヤマトハエトリグモ属の一種
Phintella sp.
奄美大島
ヤマトハエトリグモ属の一種
Phintella sp.
石垣島,西表島
撮影メモ 2007年3月の石垣島旅行で出会った151種目の生き物。林道の柵に止まっている♀を見つけた。手持ちのクモの図鑑には2冊共に分布域が九州までとなっていたもののチャイロアサヒハエトリとそっくりなため、暫定的にチャイロアサヒハエトリとしていたが、後に購入した「日本産クモ類生態図鑑」(東海大学出版会)で本種が掲載された。
 
150種目 151種目 152種目
PHOTO

捕食中の本種@
(2007.3.18 石垣島)

捕食中の本種A
(2007.3.18 石垣島)
 
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